チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

ワクチンの話をしていて誤解

私の両親のもとには新型コロナウイルスのワクチン接種予約方法のお知らせが届いた。
が、電話もネットも現状では締め切られ、次の予約受け付けが開始されるのを待っている。

タイではオットのお姉さんたちが予約できる年齢層にいるのだけど、どういうわけだか『自分の夫(年下なのでまだ予約できない年齢層)と同じ日に予約したい』だとか『娘が打つときに一緒に行きたい』だとか言って、接種の予約をしていないらしい。
そう言われても、タイではワクチンの種類はアストラゼネカとシノバックで、高齢者と基礎疾患のある成人(現在予約できる人)はアストラゼネカ、それ以外の人はアストラゼネカとシノバックのどちらかという条件なので、自分の夫や娘と同日の予約が取れたとしても会場は別になるかもしれないし、そうなってしまったらそれぞれ自力で運転して接種を受けなければならないかもしれない。
それよりは自分が先にアストラゼネカの予約をして家族に送迎してもらうほうが安全・・・じゃないの?
それとも、ナンダカンダ言って最終的にはワクチン打たないってことか?
それともそれとも、自分と一緒に家族の予約をすれば、家族もアストラゼネカのワクチンを打てると思っているのか・・・?
それともそれともそれとも、『単独行動(一人旅など)ができないタイ人気質』をこんなところで発揮しているのか?

ともかく、中国製のシノバックのワクチンはタイ人にも評判が良くないようでなかなか接種が進んでいないらしく、今はテレビなどのメディアを使って安全性のアピールをしたり、後遺症の保障についても報道をしているらしい。

それなのに中国からは更にシノバックのワクチンを何万ダースも厚意で提供され、そろそろ到着するとか、もう到着したとか。

打ちたいというタイ人が増えないので、政府は集団感染が起こった場所や起こりそうな場所の住民に対して優先的に接種をするのではないかという噂もあったり。
その話をしていたらオットが『レバーが何とかかんとか』と言うので、私が『え?肝臓が悪い人はシノバックじゃなくてアストラゼネカじゃないの?』と言ったら、『肝臓じゃなくて、レバーだよ、レーバー』とのこと。
オットの言うレーバーとは、 LIVER(肝臓)ではなくて LABOR(労働者)だった。
つまり、ミャンマーなどからの外国人労働者のこと。

そのような低賃金労働者の集団やスラム街の住民に早いうちにシノバック製を割り当てて、タイの政府はどうにかして在庫を減らす作戦に出るかもしれない。


それにしても、レーバー、ねぇ。本気で肝臓の話かと思ってしまった。
タイ語には ei(エイ) の発音はほぼなくて、e:(エー) に置き換わることがほとんどだから仕方ないか。

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