この何年か白髪が増えたのを実感していて、1年前くらいまでは切ったり抜いたりして対応していた。
だけどあるとき、そのまま伸ばしたらどうなるだろう、と思って自然に任せることにした。
私の場合、本数は少ないものの、全体に散在しているので部分染めだと結構面倒くさいし、白髪染めをするほどの量でもなさそう。トリートメントカラーとかヘナが手段としては良いのかもしれないけれど、アレルギー反応が心配だし染めた後に伸びた部分のケアが面倒。
今まで白髪のある女性を見てきて、『自分の状態を受け入れています』という姿を素敵だと思っているので白髪に対して否定的な感情は持っていないし、むしろ『白髪染めをしていたけど事情により2~3ヶ月できていません』のような状態の女性の姿を見てがっかりしてしまうことのほうが白髪に対するマイナスイメージだった。
なので実は自分の白髪が増えてきたことで、私はどんなグレイヘアになれるんだろう、というワクワク感もうまれてきた。
とは言っても30代、40代の女性で子供がいるとなると子供のつきあいでよそのお母さんと比べられることもなくはないし、そうなると白髪のないお母さんのほうが子供心には嬉しいかもしれない。
でも私には子供がいないので、そちら方面の事情を気にする必要もなく、自分の自由にできる。
ただ、タイでは『白髪は黒く染めるもの』という通念じみたものがあるので、まずはオットを味方につけるために今は電話をするたびに『私は元気だけど白髪が増えました』と報告している。
タイに滞在していたときも、たまーに見かける白髪の女性のことをオットに『あの人の髪、きれいだね~』と言ってみたり。
以前美容師さんから言われたことによると、私の髪は細めで量が多いそうなので、このままの量をキープしながら白髪が増えていってほしいのだけど、理想形になるにはまだまだ時間がかかりそうである。
↓オットの3番目のお姉さんの命令で髪を伸ばすことに
↓近くで見ると、部分的には群生地帯がある