チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

Today's new words

オットは私が毎年用意している『ドラえもん日めくりカレンダー ドラめくり』のおかげで日本語力がアップしている・・・はず。

私が気に入っているのは流行り言葉に流されない構成というところ。
今はSNSの発達で昔よりリアルタイムで世の中のいろいろな情報に触れることができるようになった。それが悪いことだとは思わないけれど、外国人にはそこで使われている言葉が一過性の流行り言葉なのか慣用句なのか区別がつけづらいのは日本語を学習中の人にとってはある意味大きな問題。
オットのように仕事で日本語を使う場合、良かれと思って使った現代語(のような流行り言葉)が先方に失礼になってはいけないので、そのへんは私もハラハラしている。

その点、ドラめくりはちょっと古風な言い回しがあったりして逆の意味での新出単語がある。
今日は『本人』『すさまじい』『ケロッとしている』。

↓話は昨日から続いていた
f:id:c-m-yorimichi:20210219150810j:plain
f:id:c-m-yorimichi:20210219150825j:plain

『本人』をオットが知らなかったのは盲点で、ずっと『自分』とか『ご自分』を使っていたと思う。実は『ご自身』という言葉も昨年初めて知ることになり、オットは喜んで使っていた。

『すさまじい』は今は『めっちゃ』とか『めちゃくちゃ』とか『すごい』ですまされてしまうケースが増えていると思う。私は関西人が『めっちゃ』を使うのは地域性によるものだと思っているので容認できるけれど、関東人が使うのを聞くのは違和感がある。そもそも『めちゃくちゃ』って、酷いとかとんでもないさまを表すのであって、『めっちゃ美味しい』とか『めちゃくちゃきれい』って何なのよ、と思ってしまう。『すごい』についても、あの日めくりの絵に合わせるとすると『すごい下手』『すごいうるさい』と言う人が一定数は出てくると思う。本来ならば『すごく下手』『すごくうるさい』となるのだろうけど。
言葉は変化していくものだけど、変化と乱れは別物。私はまだまだ教科書的な日本語を大切に使っていきたい。

『ケロッとしている』は、オットとの会話の中で誰かが使ったとすればさらっと流れてオットもその雰囲気で少しは理解できるかもしれないけれど、こうやって文字になると説明が大変。
しかもオットは『ケロッ』ではなくて『ケロツ』と認識してしまったようだし。
でも、オットがこうやって縦書きの日本語を楽しんで読めるようになったのは大収穫。
タイ語は横書きなので、ドラめくりに出会うまでは縦書きアレルギー(?)で、簡単な日本語でも横書きなら読めるのに縦書きになるとたちまち読めなくなってしまっていた。たぶん大勢のタイ人が縦書きには苦労させられていると思う。

f:id:c-m-yorimichi:20210219151319j:plain
f:id:c-m-yorimichi:20210219151416j:plain
f:id:c-m-yorimichi:20210219151803j:plain
↑街の看板やポスターなどもこんなの普通。

それを考えると『ケロツ』と読んでしまっても万々歳なのだ。

さて、『ケロッとしている』はどうやって説明しようか。

PVアクセスランキング にほんブログ村