オットは海水魚が好きで、ときどき市場で買ってくる。
今日はプラートゥー。
ちょっとアジっぽい。
これは昨日買ってきた蒸したプラートゥーを今日食べるために揚げたもの。
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この魚はタイでは結構メジャーで、海辺の町ならいくらでもある。
けれどチェンマイはタイの海岸線から700キロくらい離れているので海水魚は安くない。
このプラートゥー、だいたい頚をポキッと折られて2匹が巴投げのようなスタイル(?)で蒸籠に入れて蒸した状態で売られている。
チェンマイでは蒸されたものがパック詰めされていることが多いかも。
それとチェンマイ人が高級魚だともてはやしているのが鰆。
こちらは海辺の町でカッチカチの干物にされたものが運ばれてくる。硬いし塩辛いしで、私はちょっと遠慮したい食べ物なのだけど、チェンマイの人はこれが好きなようだ。オットの娘はこの魚の炒飯が好きで、新鮮野菜が売りのレストランに行ってもこの魚の炒飯を必ず食べる。私も味見させてもらったけれど、とても塩辛くて絶対無理。塩を食べているのかご飯を食べているのかよくわからない炒飯だった。
日本人なら鰆は刺身か焼くか、となると思うが、チェンマイではものすごく塩辛い干物になって出てくる。なんだかもったいないけど、チェンマイではそういうものなんだと思うしかない。
ところで最初のプラートゥー、タイでは有名な(?)なぞなぞがあって、『1匹だけでは買えない魚はなんだ?』とか『1匹なのに2匹の魚はなんだ?』のようなもの。
もちろん答えはプラートゥーで、その理由は『プラー = 魚(タイ語)』、『トゥー = 2』ということ。
鰆もタイ語の覚え方があって、タイ語で『プラーインシー』。プラー(魚) in sea と発音すれば、アクセントも含めてほぼ完璧なタイ語になる。