チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

チェンマイでも日本人が

昨日の夜遅く、オットが電話をかけてきた。
普段はかけてこないような時間だったので不思議に思ったら、やっぱりそれなりに大きなニュースだった。

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その時点では『チェンマイ在住の日本人男性2人が新型コロナウイルスに感染した』ということと、住んでいるコンドミニアムの情報。

今日になったら更なる情報が流れてきた。
さすがに氏名は出なかったけれど、年齢、勤務地、感染判明前後の行動など。

タイでは庶民の事象なら容赦なく情報が開示される。(公務員や王室関係のこととなるとピシャッと閉ざされる。)
その男性2人はチェンマイの隣の県にある日系企業のうちのひとつに勤務していたそうで、そうなれば多少はタイ生活が長いのではないかと思うのだけど、それなら何故そんなにリスクのある行動をとったのか理解できない。
SNSなら日本でも個人情報を晒されたとか、そういったトラブルがあるけれど、タイでは事件事故だとしても、宝くじの高額当選でも、かなりテレビのニュースで個人情報が発表される。
それがタイ社会というものなのに、自分たちは外国人だから大丈夫だとでも思ったのだろうか。

2人の年齢からいって、ロングステイヤーなのかと思ったら、日系企業の関係者。それならそれなりの立場かもしれないし、日本のオフィスとのパイプ役だったかもしれない。それなのに感染経路不明とは言い切れない行動をしていて、飛行機を使ってわざわざ感染が拡大している県(地図の赤になっているところ)に行き、日本の報道的にいうと『夜の町関連』に出入りしたのではないかと。
そこまでタイで報道されてしまうと、はたして日本の会社からどのような対応をされることやら。
たとえば体調が回復して将来日本に戻ったとしても、社内に座る席があるのかどうか。針の筵しかないかもしれない。
仮に夜の町が原因ではなかったとしても、女性社員は噂話が大好きだから、『○○さんってタイで△△に行ってコロナになったんだって~』などと、あることないこと言われる可能性は大。

その2人がどういう理由で感染拡大地域に行ったのかはわからないけど、万が一新型コロナウイルスに感染しても医療費は会社持ちだし、という認識だったのだろうか。
だけど年齢が年齢だし(日本ではまだ『まだまだお若いですよ』と言われるかもしれないけど、そう言われるってことは、実年齢はそんなに若くないということ)、滞在地は外国だし、こういう病気だから通訳が当てがわれるかわからないから意志疎通がうまくいかないかもしれないし、そういうことで治るものも治らない場合だってあるかもしれない。
めでたく完治して退院できても、その生還を『武勇伝』としては語れないと思う。

日本以外の国に住んでいる日本人はそこでは『外国人』なのだから、もう少し居住国の事情を汲んで行動するほうがよろしいのではないかと・・・。
僭越ながら申し上げたい。

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