チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

さささっとお祈りだけ、のつもり

オットはタイ人だけど、タイ人の中では稀有なカトリックのクリスチャンで、毎年クリスマスイブにはチェンマイでいちばん大きな教会に行く。
↓これは5年くらい前のもの
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私もその時期にチェンマイにいるときはオットと共に教会に出向き、タイ語のミサに参加して人間観察をするのだけど、今年は私は日本にいる。

タイでも先月末から空路入国者以外の新型コロナウイルス感染者が増加しており、その何割かはチェンマイに関係しているのでオットのことが心配になった。
日本人は無宗教者が多く、私もその1人で、たとえば個人でできるコロナ対策として『宗教施設への訪問禁止』と言われても特に不便を感じない。
しかしタイ人は仏教徒もそうだしキリスト教信者もそうなのだけど、心の拠り処として宗教が身近にある。なのでオットにとって『クリスマスに教会に行ってはいけない』というのは『それじゃあ明日からどうやって生きていけばいいの?』という思考になるような感じで、ちょっとかわいそうだな、と思ってしまう。

私が今まで何度かクリスマスのミサに参加したときの状況は、4人掛けの長椅子付きの席に6人くらいで詰めて座り、中2階のような場所や建物のドア付近にも人々はすし詰め状態。懺悔部屋には長蛇の列。
さすがに今年はそういうことへの対策もするとは思うけれど、それを民衆がどこまで守るのかはわからない。
今年はきっとマスク着用だとは思うけれど、ミサに参加すれば讃美歌を歌うし、何やらお祈りの文言を唱えたりもする。おそらく何か制限するとは思うけれど、それでも心配なことは心配。

なので今日はオットと電話で話して、教会に長居をしないこと、席にはつかないこと、ミサが始まる前にお祈りを済ませて外に出ることを確認した。

例年だと敷地内や併設の学校施設に屋台や特設遊園地などを用意して一種のお祭り状態になり、ミサが終わるとお粥やお菓子を振る舞うテーブルが出るのだけど、今年はどうなるのか。

↓これらも5年くらい前の写真
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ミサに参加した信者(洗礼を受けた人)には司祭から直接パンを手渡されるのが通常のやり方だったけれど、これも今年はキケン。

新型コロナウイルスによって、本当にいろんなものが変化することを余儀なくされている。

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