チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

手軽で美味しい

私はこの会社の回し者ではないということを最初に記しておくが、このフリーズドライのみそ汁は美味しい。

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もともと私はみそ汁が大好きな人間で、実家で生活している間、母が不在のときは毎日みそ汁を作っている。味噌の種類についてはあまりこだわらないが、自分で作るときは必ず煮干しを入れる。この『煮干しのみそ汁』は母の母、つまり私の祖母が作っていた味で、祖母は煮干しを大量に入れるので子供の頃はワタが苦いのがちょっと苦手だったけれど、ある程度成長してからは苦味の存在は煮干しの旨味で許せるようになり、それから私が作るみそ汁は基本が煮干しのみそ汁になった。
ところが母はみそ汁を好きではなく、それほど頻繁には作らない。父の高血圧対策だという口実なのだけど、その口実を口実にして母は自分がみそ汁を飲まない生活を送れるように情報操作(?)をしている。

タイでも自分でみそ汁を作って飲みたいものなのだけど、タイの家のキッチンにはガスコンロがなく、鍋を使う調理はわざわざ外に出てガスコンロを使わなくてはならないし、そのガスコンロもかなり古いので火の強弱のレベルは『強』と『弱』のみ。そのコンロで小鍋でみそ汁を作るのは合理的ではない。しかもオットの仕事が順調なときは食事の時間が不規則だったり外食が多かったりして食材や作った料理の保存が難しく、実は1度もみそ汁を作ったことがない。

何年か前にオットが体調を崩したことがあり、弱った身体にタイの食べ物ってどうなの?と思った私が日本から食材を多めに持ち込んだことがあった。その中に入れていたのが『アマノフーズのみそ汁』。それまでに他のメーカーのみそ汁も何度か持って行ったこともあるのだけど、オットはこれがいちばん美味しいと言うので、そこからグレードを落とすのも悪いしなぁ、と思ってそれからはアマノフーズにしている。
オットが言うには『しょっぱくないのに美味しい!』とのこと。私が想像するに、それは出汁や旨味を感じられるということだと思う。

以前、たまたま見ていたテレビ番組でアマノフーズのみそ汁工場の特集をやっていて、その前からアマノフーズを知っていたけれど、その番組で美味しさの秘密がわかり、ますますアマノフーズのファンになってしまった。だからオットのためにも持ち込むことにしたのだけど。
ややお高いので日本にいるときには日常食にはできないけど、タイに行くときには必ず荷物に入れている。

年末を迎えるにあたりオットに送りたいお菓子などがあるので、荷物の重量と送料の具合を見ながらアマノフーズのみそ汁を隙間に詰めようかな。

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