私が初めてタイを訪れたのは2012年で、そのときはバンコク勤務の友人がいたので、必然的にバンコク滞在がメインだった。
なので『地球の歩き方 タイ』と『ブルーガイド バンコク』を買って予習した。
ただ、その当時の私は東南アジアに興味がなく、たまたまそのときに仲の良い友人がバンコクにいたのでこの機会を逃したら自分は一生タイになんか行かないんだろうな、という思いから、もったいない精神でタイに行ってみることにした。
頼れる友人がそこにいる間に出向かないと、せっかくのチャンスを棒に振るような気がして。
それで4泊6日のタイ旅行をしたら、滞在最終日にスワンナプーム空港に向かいながらもう『次はいつ来ようかな』と考えていた。
ほんの数日前までは『タイに興味がないから、取り敢えず人生の記念に、経験のひとつとして行ってみるの』と言っていたのに。
それから年に2回くらいのペースでタイを訪れ、そうこうしているうちにオットと知り合って、いろんな街に行く機会も増えた。
ガイドブックというものは毎年買うこともないと思うのだけど、それでもあまり古いものは使えない。なので2017年に再び地球の歩き方を買ったのだけど、チェンマイの情報があまりアップデートされておらず、その部分はちょっと不満に思った。
バンコクは常に新しいものが増えていて情報が追い付かないのは仕方ないとしても、チェンマイでこの状態なら他の街のこともあてにできないかも、と思って、今年に入ってから地球の歩き方2020年版をネットで購入した。
3年振りの購入だったので、2017年版に反映されていなかったチェンマイの情報もきちんと載っていて安心はしたのだけど、今度はコロナ禍で経済が衰退して休業・撤退する店舗が続出して、そっちの意味でガイドブックが追い付かなくなってしまった。
地球の歩き方を購入したのに地球を歩けないし。
早くガイドブックを持って歩き回れる世の中になってほしいものだ。