チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

タイ - 小中学生の通学事情

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タイでは小中学生の通学送迎を親がするか、業者に頼むケースがほとんどで、徒歩や自力(自転車など)通学というのはまず見かけない。
チェンマイでは学区というものがあるのかないのか、自分に子供がいないため真剣に調べたことはないが、やや遠くても評判の良い学校に行かせるのも珍しくないようで。もちろん、地元の公立の学校もそれなりに数はあるので、親の収入や考え方次第というところもあるのだろう。
また、幼稚園と小学校、小学校と中学校が同じ敷地にあるのも普通で、『○○学校』という名称であっても何歳から何歳までの学校なのかは調べてみないとわからない。

で、業者の送迎でよくあるのがバンタイプの車で、乗客10人くらいの大きさもの。まあこの車に子供を何人乗せるのかは運転手や使う人(親)次第なのだろうけど、助手席に子供を2人も3人も乗せている車を見たことがある。そんなふうなので、後部座席にだって、子供が何人乗っているのやら。
利用者は『毎月いくら』というかたちで運転手と契約しているので、運転手としては子供の人数が多ければ多いほど収入が増える、という理論はわかる。そして学校への送迎なので、朝と夕方のそれぞれ1往復しか仕事がないから人数を多く乗せたい、ということもわかる。
だけどそれだからって座席数以上の子供を乗せていいのか・・・?

あるときオットが『送迎バイクだ!』と言ったので何事かと思ったら、バイクに横付けする荷台に小学生を乗せて(載せて?!)いるバイクが。
いなかの農道ならわからなくもないが、そこは一応チェンマイの大通り。片側2車線の道路。
しかも乗せている人数が2人や3人ではない。積めるだけ積んだような状態。
もちろん、この状態が危険だというのもあるけど、子供の時点で『これが普通』だと思ってしまったら、交通ルールを守る大人になるとは思えない。こういう状態を黙認している警察も問題。
子供だから許すとか、子供にかかわるサービスだから許すとか言っている場合ではなくて、これはある意味虐待じゃないのか?

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