チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

タイ生活 - 家電が便利な生活をもたらすわけではない

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先日、オットが会社のパーティーでゲットしてきたホットサンドメーカー

ずいぶん前からタイのセブンイレブンでホットサンドがヒットしているからか、今はスーパーやデパートの家電コーナーでもホットサンドメーカーは必ずと言っていいほど展示してあり、一般家庭にもじわじわと普及しているもよう。でも継続して使っているかどうかはアヤシイ。

タイの食パンは日本のものよりもひとまわりというかふたまわりくらい小さくて、10x10cm
くらい。なのでホットサンドメーカーのプレートも10x11cmが2枚並んでいる。なぜ正方形ではないのかはわからない。しかも凹みが浅いので、出来上がったホットサンドは1cmくらいの厚さになる。そこまで薄くする必要ってある?
ただでさえパンが小さいので卵をまるまるひとつの状態で入れられない。つまり、卵は割って溶き卵にしたものをスプーンですくって入れなければならない(その前にパンの中央あたりを潰してくぼませておく)。そしてホットサンドといえばこの具材でしょ、と言いたいスライスチーズは1枚のサイズだとパンとほぼ同サイズなので、そのままパンに挟んで入れると熱で溶けてまわりに流れ出して大変なことになってしまう。悲しいけど、既に経験済み。
しかもon/offスイッチがないので電気を切りたいときはコンセントを抜かなければならない。もっと値の張るものならスイッチはあるのだろうけど・・・。

この仕様では、子供がいる家庭では親の手間が減るどころかパンの用意が大変(1枚のサイズが小さいのですぐに食べ終わってしまう)だし、コンセントがささっている限りは火傷に気を付けなければならないし、具材がはみ出たところの手入れは簡単ではないし、便利な調理家電とは言うにはまだまだ道のりは遠い。

結局、食事は屋台で買って食べましょう、ということになるんだなぁ、なんて思った。

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