チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

日本人のタイ語とタイ人の日本語

私のオットはタイ人なので、つまりは国際結婚なわけなのだけど、それをカミングアウト(というほどのことではないけど)するとだいたいの人から『英語で会話するの?』と聞かれる。
そこで『違います』というふうに答えると、『じゃあタイ語なの?!』と驚かれることが多い。

んーーー、我々の会話、日本語なんですけど・・・。

タイ語が一体どのくらいメジャーな言語なのかわからないが、私なりに日本語とタイ語を比較してみると、両方ともほぼ自国内でしか使われていないが、そもそもの人口が違うので、そこから考えると日本語を喋る人数のほうが多いということになる。
それに、日本人が知っているタイ語って何か?ということになったときに、思い浮かぶ言葉がない。エスニック料理が好きな人がせいぜいトムヤンクン(トム・ヤム・グンだと認識しているのはごく少数だと思う)、ガイヤーンとかカオマンガイを知っているくらいだろう。私はもちろん今ではある程度の言葉を知ってはいるが、初めてタイを旅行することになった時点でも『こんにちは』『ありがとう』『いくらですか』すら知らなかった。かろうじてトムヤンクンがタイのスープだというのを知っていたくらい。
それに比べると、タイ人が知っている日本語はかなり多いと思う。道路にはトヨタ、日産、三菱、ホンダ、ヤマハが溢れているし、台所には味の素。洗面所にはキレイキレイ。ベーカリーには北海道の文字が躍っているし。(ミルク風味のお菓子などに『HOKKAIDO』と書いてあったりする。)
バンコクパタヤあたりでは日本人を相手にした接客商売の人は本当に上手に日本語を喋ることがある。そういう仕事の人ではなくても『おいしい』『ありがとう』『かわいい』という単語は知っている場合がある。

言葉としては日本語が優位といえるのだろうけど、国民性としては日本語に貪欲なタイ人が優位?!

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