先月だったか、オットがフェイスブックを見ながら『タイ人が空港で何千バーツも払ったんだってー』と言っていた。
どうも韓国あたりを旅行したタイ人が、自分がタイを出発するときから持っていた自分の服や靴まで関税対象にされて、相当な金額を払った、ということらしい。
フェイスブックから出てきた情報じゃあ、どこからどこまでが本当だかわからないけど。
とにかく私にも気をつけてね、ということらしい。
タイ入国時の関税に関しては以前からいろいろな情報があって、個人的な持ち物はタイバーツに換算して2万バーツまで非課税、とか、○万バーツ相当以上の現金の持ち合わせがないと入国できない、とか。
でも持ち物2万バーツって6~7万円くらいの金額だとして、たとえば友達の結婚式に呼ばれていて、という場合を想定すると、荷物は普段着の着替えとスーツまたはドレス的な服、それに靴やアクセサリー、洗面用具や化粧品などを計算すれば、あっという間にその金額を突破しそう。しかも人によっては6~7万円のスーツケースで旅行することもあるだろうし。
現金の持ち合わせにしたって、滞在中に必要な金額って人それぞれだし、滞在期間にもよることだし。あまりにも現金を持っていない人は『タイで商売をしようとしているとみなされる』と言う人もいるけど、そもそもお金がなければ商売もできないのでは?それとも荷物の詳細までチェックした結果の判断だったのか?とりあえず国としては外国人にどんどん現金を持ってきてもらってタイ国内で消費行動をしてほしいのだろうけど、私は今まで入国時に現金について調べられたことはない。
モノについては新品のタグやシールが付いた状態での持ち込みは転売目的と見られる場合がある・・・というのは理解できるので、可能な限りタグなどは外している。
調理家電なども、新品未使用に見られないようにちょっと指紋を付けてみたり、中のビニール袋をクシャクシャにしてみたり。
今使っているものが故障したり、新たに使いたい物が出てきたら、今後も小型家電を持ち込もうかと思っていたのだけど、最近はタイの家電売り場でも『買ってみようかな』と思える物が出始めたので、もう少ししたら買ってしまうかも。
日本から持ち込んだ家電を使うには、ほとんどの場合変圧器が必要だし、タイの電流が不安定なのでそれが原因で故障することもあるらしい。家電が壊れるのも痛いけど、変圧器が壊れるほうがもっと痛い。
リスクを承知で日本から小型家電を持ち込むよりは、タイでそこそこ大きめの家電を調達するほうが生活の質が上がりそうだし。
なので、個人的には関税のことをあまり心配しなくてもよいかも、と思えるようになった今日この頃。