チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

誕生日プレゼント

オットの誕生日は7月で、毎年タイにプレゼントを送ってくれる日本人がいる。かなり几帳面な人で、今まで遅れることはなかったようだ。

ある日、郵便配達員が何やら書類を持ってきた。
見てみたら、国外からの郵便物の関税支払い請求書。差出人の住所や氏名は書いていなかったが、日本からなのできっとその人からのプレゼント。

オットへの請求額は710バーツ。だいたい2500円くらい。
自分が頼んだ(購入した)わけでもない、送り状にはGIFTと書いてある物品に対して710バーツも払って受け取らなくてはならないのだ。
こちらでは35バーツで昼食がとれる生活水準なのに、710バーツって平日のランチほぼ1カ月分。

もちろん支払い拒否もできる。
その場合、発送元に送り返されるらしいが、その分の送料はどちらが負担するのかはよくわからず。それに、そんな経緯では品物がきちんと発送元に届くかどうかもわからない。タイ国内のどこかで行方不明扱いになって、品物は誰かのモノに、なんてことも考えられる。

なので送ってくれた人への義理もあるので毎回関税を支払って受け取ることにしているが、去年は1000バーツ以上の関税だったのでさすがにうんざりして、その人に現状を伝えた。

今まで私もオットに何度か小包を送ったことはあるが、1度も税関で引っかかったことはない。どうやらお菓子などの食料品だと比較的ノーチェックで通るらしい。オットが言うには高級衣類や革製品(バッグや財布)だと引っかかるらしい。

それで今回その人は、帽子、シャツ、ズボン、ベルトを贈ってくれていて、ベルトは革製品だった。個々の金額は実際より安く申告していたが、それがあまりにも安すぎる。
帽子の単価300円、シャツが100円など。
以前は単価5000円くらいのバッグなどを正直に金額を書いてくれて結構な関税がかかってしまったので、次からは金額を安めに申告してほしいと伝えたら、何とシャツ100円。
いくら何でもやりすぎ・・・。
申し訳ないけどその人の頭を疑ってしまった。
100円って・・・。

タイの郵便局員だってこの金額を見たら疑うに決まっている。
ましてや税関の職員なら物の相場くらいわかっているだろうし、しかも日本からの荷物なんだから、シャツ100円って・・・。

ありえない~
100円。

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